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2021-10-21 14:32:04
中古物件なら見るべきポイント 〜その2〜
前回、中古物件の購入に対して難しいお話しをしましたが、 今回は実際の暮らしに近いことを中心にお話ししていきます。
1.引き渡し時期
内容確認の中で意外と調整が必要なのがこの「引き渡し時期」です。
売主様の引越し理由は色々ですが、居住しながら売却に出している売主様の場合、 その多くは「引き渡しが3ヶ月後」という条件となっていると思います。
しかし、売主様が「買い替え」で、次の購入先の物件に住めるまで引き渡しが できないと言う場合ですと、半年待ちという事もあります。 稀にもう少し長い物件もあります。
逆に「空き家」の場合、約1ヶ月後に引き渡しという条件が多く、 ローンの準備が無い場合は逆に急ぎめのスケジュールになってきます。
多くの場合は不動産会社の担当者さんが調整を上手くまとめてくれたり、 事前に教えてくれますが、中には見逃している担当者さんもいるかもしれませんので注意が必要です。
2.家電・家具
中古物件で室内に家具・家電がない場合は特に気にする必要はありませんが、 居住中の場合、基本荷物(家電・家財)はエアコンも含め全撤去となります。
しかし、照明などは「このままだとありがたい」と思う時があります。 エアコンなどもそのままだと嬉しい・・・ という時もあるかもしれません。
そんな時は、売主様と“置いていって欲しいもの”を交渉することができます。 流石に全てとはいきませんが、証明、カーテン・カーテンレール、エアコンあたりが話に出やすい家具・家電です。
【注意ポイント】 中古物件の場合、このように置いていくものを選別する必要がありますので、 言った言わない、がないように「付帯設備表」という書類に撤去物の可否と、不具合の可否を記録として残します。昨今ではほとんどの不動産業者がしっかりと対応してくれますが、ご自身でも記録書には目を通して“誤解や誤認”がないようにしておきましょう。
3.近隣状況や暮らしたリアルを聞く
注意ポイントという訳ではありませんが、不動産としての特性は不動産業者さんに聞くとして、 実際に暮らした時の環境については売主様に直接聞くことをお勧めします。
例えば、近隣住民の事、ごみ捨て場のルール、スーパーなどの買い物場所、病院、 暮らす上で良い部分を生の声として聞いておくと検討材料として役立ちます。
もちろん、デメリットについては「言わない」場合もありますので、 その辺は不動産会社さんのアドバイスを受け、総合的にご自身で判断することとなります。
また、「暮らし」のリアルも売主様に聞くことをお勧めします。
設備関係の使い方や、日差しの入り方、見学時以外の季節の暖かさ、寒さ、冷暖房の使い方、 また、聞ければ“不便に感じる事”も聞いてみると良いかもしれません。
不動産は非常に高価な買い物ですので、見るべきところや調べておくべき事は しっかりと確認した上で検討しましょう。
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