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2022-03-06 08:53:46
住宅支援の新制度「こどもみらい住宅支援事業」
新型コロナウイルスの影響もあり経済が不安定な中、住宅市場を活性化させるべく 2022年に新たな住宅購入支援の制度ができました。
その名も 「こどもみらい住宅支援事業」です。
今まで、住宅の補助金制度で有名だったのは「すまい給付金」や 「グリーン住宅ポイント」ですが、既に新規の受付が終了してしまっている今、 新たな支援となるこの制度を知らないのは勿体ないですよね。
今回の投稿では以下の内容でご紹介させていただきます。
・制度の概要 ・制度利用の手順 ・注意点
この内容を理解していただければ住宅選びの指針となるでしょう。
【制度の概要】
子育て世帯や若者夫婦世帯 による高い「省エネ性能を有する新築住宅」の取得や 住宅の「省エネ改修(リフォーム)」等 に対して補助することにより、子育て世帯や 若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの 形成を図ることを目的として、60万円~100万円の補助金が出る制度です。
【受給者の対象条件】 ・18歳未満の子を有する世帯 ・夫婦のどちらかが39歳以下の世帯 ※年齢は令和3年4月1日時点
【2つの対象事業】
1. 新築・注文 ・こどもみらい住宅事業者として登録された業者の新築住宅の購入、請負契約が前提。 ・高い省エネ性能を有する住宅が対象 Z E H住宅 = 100万円 認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅 = 80万円 一定の省エネ性能住宅(断熱等級4に加え、一次エネ等級4の住宅)= 60万円
1. リフォーム ・こどもみらい住宅事業者として登録された業者のリフォーム工事をする。 ・基本条件となる若者世帯でなくてもよい。 ・上限 = 30万円 ・若者世帯の場合は最大60万円まで
引用元:国土交通省
【制度利用の手順】
・制度利用の申請は登録事業者が行います。 ・新築、リフォーム共に完成後の申請となります。 ・2022年3月から申請の受付がスタート。遅くても2022年10月まで。
→ 基本的に消費者の立場としては特別な手続きを行いませんので、 事業者に任せておけば大丈夫です。
【注意点】 住宅購入における支援制度には限りある予算がつきものです。 今回、令和3年度補正予算として「542億円」が本事業の予算として決定されております。
過去の優遇制度と同様に申請可能期間の後半になると、 受給できるかどうかが確定できませんので注意が必要です。
国が運営して予算に達し次第終了となりますので、 100%制度利用できるわけではないと認識しておくと良いと思います。
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