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2023-02-01 10:34:01
建売住宅購入した後に係る費用に驚愕!
建売住宅を購入する時には物件の販売価格とは別に 諸経費が物件価格の1割弱必要となってきます。
しかし、建売住宅には注文住宅とは違い、 引き渡し当初に付帯されていない物がいくつかあります。
引き渡し後に 「意外にお金がかかったな」とガッカリする前に、 今回の投稿で基礎知識を学んでいただければと思います。
1. 網戸がない 全ての新築分譲住宅に網戸がないというわけではありませんが、 全国規模で展開している大手パワービルダーの分譲住宅には 網戸がない事が一般的です。
これは網戸を使わないであろうという理由よりも コスト的な側面が多いようです。
ではいくらか?
家の全ての窓に雨戸を設置しておおよそ 「10万円」になります。
網戸に高いグレードを求めることもないので、 概ねこの金額で見積もっておけば間違いありません。
2. 照明器具がない こちらはイメージできている方は多いと思います。
一般的に埋め込み式のダウンライトは最初から備えつけてありますが、 設置タイプの照明はご自身で購入して取り付けます。
「照明は自分で買うのは当たり前でしょ」と思う方も多いのですが、 戸建には廊下や階段の照明など、 細かい箇所の設置が必要となるので、意外とお金がかかります。
余談ですが、 高い天井に設置する事が多い回転式のファンがついた 「シーリングライト」を設置しようとする場合は、 天井の補強工事が必要となりますので、ご注意ください。
※重さによっては耐えられるようですが、 いきなりズドン!となっては大変なので補強をお勧めします。
3. テレビアンテナがない こちらについては、どの分譲住宅においても同じです。
テレビアンテナについては電波環境の面があるのと、 「付けるか付けないか」「どんなタイプにするか」によって様々なので、 分譲メーカー側で設置する事がありません。
テレビ視聴については2つの選択肢があり、 光ケーブルのようにケーブル引き込みをして視聴をするか、 アンテナ自体を設置するかの2択です。
ケーブルアンテナは電波のブレがなく、インターネット回線と併せて 利用すると便利なので人気があります。 屋上アンテナをのせないという見た目的なメリットもあります。
ただし、屋根上に乗せる設置アンテナとは違い、 毎月のコストがかかってしまいますので毎月の支出と照らし合わせて 検討して行った方が良いと思います。
どちらが良いかは電波状況やケーブルの状況にもよりますので、 場所によりけりという答えにはなってしまいます。
4. カーテンレールがない カーテンレールは人によって付けたい物が違います。 量産的なレールの場合もあれば、ブラインドタイプを選ぶ方もいます。
また、家の室内のデザインやコンセプト、 窓の形によっても、何が似合うかが分かれますので 分譲会社は取り付けることを行いません。
多くの分譲会社では、カーテンレールをオプションとして 取り扱っていることが一般的で、家一軒の窓をすべて取り付けたとして、 工賃も含めておおよそ10万円程度でしょう。
自分でも取り付け可能ですが、取り付ける場合は注意が必要です。 なぜならば、カーテンレールを設置する場所がとても重要で、 間違ってビス止めしてしまうと無駄に壁に穴が空いてしまうなどの失敗があります。
できれば分譲会社のオプションか、もしくは、家具量販店などの取り付けサービスを 利用することをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。 住宅購入は名義変更までの諸経費のほか、 さまざまな費用がかかってきます。
「頭金なし」でもと住宅購入へ踏み切った場合、 意外な出費でつまづくこともあります。
ですがご安心ください。
昨今の住宅ローンはとても消費者に優しいスタンスですので、 先ほどまでご紹介した各費用も実は住宅ローンとして 組み込める金融機関もあります。
こういった購入した後にかかる費用をまで考慮して住宅ローンの サポートをしてくれる不動産業者さんは親切だと思います。
最後に、 このほかにも引っ越しに係る費用がかかってきますので、 そのあたりも含めて計画しましょう。
引っ越し費用は、自分で梱包まで行えばよほど遠距離の引っ越し、 または大量の荷物がない限り、おおよそ10万円以下の金額で引っ越せます。
余談ではありますが、 現在賃貸住宅の場合、退去にかかわる補修費用なども場合によっては 必要となることもありますのでご注意ください。
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