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2023-09-30 10:24:24
団信が難しくても諦めないで!
団信がダメでも諦めないで!!
住宅ローンの審査で、借入額や年収など「お金の面」を気にされる方が多いですが、 「健康の面」も考慮する必要があります。 特に「持病がある」「過去に大病をした」といった方は注意が必要です。
民間の金融機関は団信への加入が条件
民間の金融機関では、住宅ローンを借りるには 団体信用生命保険への加入が条件づけられています。
団体信用生命保険とは、たとえばご主人名義で住宅ローンを借りたとして、 万が一ご主人が死亡したり高度障害になった場合に その保険金で住宅ローン残高を完済するための保険です。
加入するには一般の生命保険や医療保険と同様、 保険会社の健康面での審査があります。
この審査に通らないと保険には加入できないため、 民間の住宅ローンは借りられなくなることが多くなります。
しかし、住宅ローンが100%借りれないわけではありません。
たとえば、フラット35など団体信用生命保険への加入が 義務付けられていない住宅ローンもありますので、 あきらめるのはまだ早いです。
告知時効は下記の3つ
団体信用生命保険に加入するには告知が必須であり、 内容は引受保険会社によって違いがありますが、 一般的に下記の3つがあります。
① 告知日より3ヵ月以内の治療や投薬歴 ② 告知日より3年以内の手術や治療歴 ③ 現在の身体障害状態
上記3つのうちどれかに該当する場合は、 病名や診察年月日、治療期間などを詳しく申告することになります。
注意点として、病気や持病があったとしても、 告知事項に該当しなければ申告の必要はありません。
たとえば、上記1の場合は3ヵ月内、上記2の場合は3年以内の 病気に限られますから、もし10年前に完治した病気があったとしても 申告は不要です。
告知義務違反はダメ
住宅ローンの審査に通りたいからといって、 健康告知で虚偽の申告をするのは絶対にダメです。
告知義務違反となり、万が一死亡や高度障害になった場合に、 保険金がおりなくなります。
もし、病気や怪我により審査に通らなかった場合でも、 下記の方法もありますので、虚偽の申告は避けましょう。
審査に通らなかった場合
① 別の金融機関を検討する
団体信用生命保険の審査は、 金融機関と提携している引受保険会社が行っていますが、 引受保険会社によってそれぞれ審査基準が違います。
たとえば、 A保険会社で審査に落ちたとしても、 B保険会社では通ることがあります。
したがって、別の引受保険会社と提携している 金融機関をあたってみるもの一つの方法です。
特に外資系の銀行は保険会社も外資系が多いので 審査基準が違うこともあります。
② フラット35を検討する フラット35を検討する フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が共同して提供する、 長期固定金利型の住宅ローンです。
フラット35では、団体信用生命保険への加入を義務付けておらず、 任意で選択できるようになっています。 したがって、団体信用生命保険に加入しなくても、 借入をすることができます。
ただ、借りた人が亡くなった場合は、 その遺族が返済していくことになるというデメリットがありますので、 いざという時のことは考えておかなければいけません。
③ ワイド団信を検討する ド団信を検討する ワイド団信とは 通常の団信の審査よりも審査基準のハードルが低い 団体信用生命保険のことを言います。
一般的な団信審査では通らなくても ワイド団信なら保険適用となる場合も少なくありません。
ただし、良い面ばかりではなく、 金利が高くなるというデメリットがあります。
平均的には、金利が「+0.2〜0.3%」上がるイメージです。
支払いに余裕があれば メリット大の商品だと感じます。
④ 告知期間を過ぎるまで待つ 期間を過ぎるまで待つ 告知事項では「3ヵ月内の診察」や「3年以内の病気」などの 告知期限がありますが、その期限をすぎるまで待つという方法もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか? 病気や持病があっても住宅ローン審査に通ることは多々あります。
仮に団体信用生命保険の審査に落ちたとしても、 他にも道は残されています。
何がご不安なことがござましたら、 お気軽にお問い合わせください。
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