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2022-10-24 17:13:22

マイホーム、一戸建てV Sマンション

 

 

マイホーム購入を考える時、

一戸建てかマンションかで迷う時ってありますよね。

 

今まで暮らしていた環境や現在の環境、生活スタイルによって何を求めるかが

変わりますが、庭付きの一軒家や立地重視のマンションかで悩むという声を多く聞きます。

 

そこで今回の投稿は、この両者の特徴を比べていき、どちらがご自身にとって目指すべき

ものなのかを判断できるような投稿をさせていただきます。

 

決して、どちらが良いという片方だけを重視した内容ではないので、

判断材料の一つとしてご覧ください。

 

 

 

1.    耐震性能

耐震性を比べるとき、コンクリートの方が木造より強いイメージがあると思いますが、

比べる基準値がないかぎりハッキリと判断することができにくいですよね。

そこで、施工会社ではなく第三者の審査機関が示す強度が分かりやすい指標となるので

見てみましょう。住宅性能表示制度とは平成12年4月1日に施行された

「住宅の品質確保の促進等に関する法律(以下「品確法」という。)に基づく制度です。

 

この制度では、耐震性、省エネルギー性、遮音性などの項目を段階ごとに優劣をつけて

判断できるようになっており、この中でも耐震性能は3段階の指標として建物の強度を

診断できています。

 


 

しかし住宅性能表示性度は義務ではないので、戸建の場合は制度が適応しているかを

目安に判断することをお勧めします。

 

 

 

2.    断熱性能

マンションと木造住宅の暖かさを比べたときに指標となるのが気密性ですが、

建築メーカーによっても大差があります。ですので、今回は一般的な分かりやすい解釈を

させていただきます。

 

まず建築物の断熱性能を考えたときに、住宅の大部分が開放部(窓)に原因があると

言われております。

 


 

 

この図を見ると、窓が多い戸建よりも窓が少ないマンションの方が断熱性能が高いと

イメージができるのではないでしょうか。

 

しかし、戸建でも開口部を特殊施工で気密性能を向上させて、マンションにも劣らないくらいの

気密性能が高い住宅はございますので、100%ということではないのを念頭においておきましょう。

 

→ 気密性が高いハウスメーカー

・一条工務店

・アイフルホーム

・タマホーム

 

その時その時で評価が違いますが、

気密性能で選ぶときには一つの基準にできるでしょう。

 

 

 

3.    立地条件

マンションと戸建を比較した時、駅近物件が多いのはマンションです。

 

大型マンションであれば駅から離れた立地もありますが、マンション最大の魅力といえば

駅から近い立地で快適に暮らせるということではないでしょうか。

 

一方で戸建でも駅から徒歩10分以内の物件もありますが、

ゆったりと暮らせる敷地を考えると駅から少し歩いた立地が過半数を占めます。

 

ここで選択するべきポイントは

ご自身の生活スタイルを基準に将来的なことも踏まえ考えることです。

例えば、ご主人の勤務先が重要なポイントとなることもあります。

通勤手段が電車で1時間以上かかる場合などは駅まで遠いだけで毎日の通勤が

苦になってしまうかもしれません。この場合はマンションにしても戸建にしても駅近を

主体に探すことをお勧めします。

 

 

他には家族構成も大事です。

お子様が3名以上いる時はマンションでは手狭になる可能性が否めません。

新築マンションの購入者が子供が増えて小学生〜中学生あたりで手狭になり買い替えが

増えるのはこのためです。

 

ご自身のライフスタイル・将来設計を考えることが大切な要素となります。

 

 

 

4.    防犯性

ここはマンションに軍配が上がってしまいます。

 

オートロックがあるかどうかにも関わりますが、マンションは1階でなければ侵入できるのが

玄関ドアのみとなり、一方で戸建はあらゆる箇所が侵入経路となってしまいます。

 

またマンションにもよりますが、1階部分であってもセコムなどのセキュリティが

備わっていることも多いので、防犯性能は高いのがマンションとなります。

 

戸建については窓からの侵入が懸念されますが、窓そのものに防犯フィルムを貼るという

対策も効果的です。

 

空き巣への1番の対策は対策行為を行うことにあり、加えて容易に侵入できなくすることです。

ちなみに空き巣は時間がかかると撤退するというデータが出ています。

 

 

 

5.    管理費コスト

  最後に管理コストですが、戸建もマンションも維持していく費用を要します。

  ここでマンションと戸建で決定的に違うのが自主管理か他人管理かということです。

  

  一般的な分譲マンションというのは管理会社に管理全体を委託しております。

  この委託費が毎月の管理費として徴収されます。

  また、マンションを修繕するための積立金としての費用が必要となり、敷地内駐車場を借りれば

  月極契約として毎月費用を要します。(一部、無料というマンションもあります)

 

  何かと毎月のランニングコストがかかるのがマンションとなります。

 

  一方、戸建はというと修繕にかかる費用は全て自己管理となるので、

  毎月貯蓄していくかどうかというところです。

 

  戸建の場合、外壁塗装と防水工事を10年〜15年に一度施工することが望ましいとされ、

  その費用におおよそ100万円くらいが相場となります。(材料や住宅規模にもよります)

 

  マンションついては毎月の修繕・管理費が合わせて毎月約25,000円前後。

  仮に10年間支払い続けたと考えると合計300万円の支出となります。

 

  またマンションは駐車場代がかかり、目安ですが毎月5,000円〜10,000円ほど。

  これも10年間の積み立てで考えると合計60万円。

 

  この単純計算だけでもマンションの方がランニングコストが高くなるので、

  この経済的な部分をどう判断するかは需要な部分となります。

 

 

 

  マンションと戸建の違いを比較してみましたが、

  いかがでしたでしょうか。

 

 

  ライフスタイルや探す知識性、予算、好みによっても

  どちらが良いかが変わりますので、総合してよく検討していきましょう。

 

  最後に、

  好みの部分については感覚、感性が左右されるので、

  実際に物件を見学にいくことがご自身の本当の好みが知れるのでお勧めします。


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